2010.02.05 Friday
涙
Category : チュウガクジュケン
受験の付き添いの間、2冊の本を読みました。
読んでいたのが『流星ワゴン』だったからかどうかはわからないけど、試験終了があと5分と迫った頃、突然涙が流れ落ちました。
もう、これでおしまい。
何度も書いてきた中学受験記事の中で、一番多く書いたのがこの学校でした。
主人が初めて受験を意識したのも、この学校の魅力が大きかったし、校門で校長先生が出迎えてくださったのは、18校の見学の中、この学校だけだったし。
ラウンジの吹き抜けも、カフェテリアの大きな窓も、配布される案内のセンスもいい。

木の床も好きだったし、少人数制のゆとりもいい。
通学時間が80分かかったって、この学校に通いたい。
今日は3回目入試。
受験番号順に、試験会場へ案内されていきます。
息子が呼ばれてから、ずっと後の番号になって、どっとたくさんの受験生が席を立ちます。
直前の、2日目までに出願をした人たちでした。
不合格なら、もうこの学校に来ることができない…そう思うと、寂しさが募ります。
受験もピークを過ぎ、激励の塾の先生もすっかり少なくなりました。
「お母さん! 今日こそは大丈夫!
ぼくね、算数はほとんどできたと思う。教室の半分くらいは席が空いてたから、他の学校に合格した人ってことだよね?」
息子の受験番号のあたりは人が減っていても、後の番号はたくさんの人がいることを息子は知らないのです。
「え?本当に?
・・・・・残念でしたね。あんなに頑張って、最後まで成績が伸びたのは●●●くんだけだったのに。
本当に最後までよくがんばったと伝えてください」
塾の先生は、合格できると思っていたのだろうか。
無理な挑戦だったのか。
本当に、意外な結果だったのか。
5倍近い倍率と、最後に出願してくる受験生のレベルが高いのか、この学校は1・2回目に比べると、3回目の合格偏差値が5ほど上がってしまいます。
合格を勝ち取るのは、上位層の子たちに限られるのだから仕方ない。
お母さん、ごめんなさい。
ぼくの実力がないから、合格できなかった。
お母さんはずっと勉強を見てくれていたのに、ぼくはサッカーばっかりしていて勉強をしなかったし、本気になるのが遅かったんだと思う。
受験にも毎日ついてきてくれて、ありがとう。
ぼくは楽しかったよ。
最後まで、元気で、明るく受験したことを褒めました。
特に、2月に入ってからは毎日の不合格の連続であったのに、自分を前向きにコントロールすることができたことは、素晴らしいことと伝えました。
受験の合否は、ゴールじゃないから!
どちらの学校も、これからも大好きな学校です。
通うことは叶わなかったけれど、誰かに聞かれたら、好きなところを教えてあげたいからゴージャス。
2010.02.04 Thursday
2回目
Category : チュウガクジュケン

第1志望校の2回目入試。
長い待ち時間を、控室になっている中2の教室で過ごしました。
他には誰もいなくて、とても静か。
掲示物を見たり、壁の落書きを見たりしながら、毎日の賑やかな生徒さん達の声が聞こえるような気がしました。
その中に、来年は息子もいるのだろうか。
あのドアを開けて、この教室に入ることはあるのだろうか。
校庭のイチョウの木の上に、カラスが巣を作っています。
時々様子を見に来ている姿が見えました。
試験を終えた息子は、数人の男の子たちと歩いてきました。
一昨日の試験でも同室だった子がたくさんいて、自己紹介をし合ったそうです。
「Mくんは、T塾に行ってるんだって。Oくんはぼくと同じI学院。
みんなにブドウ糖あげたら、ぼくもMくんにあめをもらっちゃった。」
試験は1回目よりも確実に得点できそうだと言い、
「お母さん、明日はもうお休みになるよ。ぼく、受かると思うから。」
しかし、子どもを待つ保護者の中にも、一昨日見かけた方が多数いらしたり、昨年度までよりも圧倒的に受験者数が増えたことからして、安心はできません。
その後の発表で、倍率は男子は7倍を超えていたことがわかりました。
今回も不合格でした。
息子は担任の先生に電話をしながら、それでも明日の試験に向けて気持ちを引き締めています。
明日こそは受かる!そう願っていくしかありません。
クラスの友達が届けてくれた学級通信には、校庭で雪遊びをした写真が載っています。
「受からなきゃ、学校に戻れない。」
その晩は、ほとんど眠れませんでした。
2010.02.02 Tuesday
雪の朝
Category : チュウガクジュケン

最後の最後まで悩んだ挙句、こちらの学校は第2回入試から受けることにしました。
それが良かったのか、悪かったのかはわかりません。
体は一つなのだし、どちらかに絞り切れなかったのだから、仕方がありません。
主人と途中の駅で別れる時、こちらに向かっていつまでも手を振っていました。
受験生よりも深刻な顔をして。
雪でダイヤが乱れていたから、寒いホームで10分近く待つことになりました。
人の多さに驚いて、下り電車の混雑にもまた驚きました。
息子はパートシュフのコートにつかまりながら、外の雪景色を楽しんでいます。
駅について、学校へ向かう間も
「ここ、まだ誰も踏んでないよ。 バーンって飛び込んでみたいけど…そんなことしてる受験生はいないよね?」
凍りかけた歩道の雪を、スコップで削っている工事現場の人たちを見て、
「みんなで歩きやすいように、お仕事じゃないことなのにやってくれてるんだね」
と、話しているうちに学校へ到着しました。
昨日の学校よりは少ないものの、男子が大半です。何度足を運んだかわからないほど、気に入っていたこの学校に、今日こそ合格できますように。
試験中、控室に校長先生と教頭先生が挨拶にみえました。
温かい応対も、この学校を志望した理由の一つです。
試験には、事前に何度も勉強していた分野が多く出題され、配点の大きい算数もかなりできたと感じた息子でしたが、残念ながら問題用紙は回収されたため、自己採点ができません。
この日は、夕方から塾に行ったので、塾の先生と一緒に合格発表を見ることになりました。
不合格。
あと何点足りなかったのかも、わかりません。
欄外に「どうしても入学したいです!」と書きたくなったというほど、熱望していたのに。
夜、学校の担任へ電話をしました。
自分を信じて、全力でがんばれ!と激励を受けました。
また明日に向かってチャレンジは続きます。
2010.02.01 Monday
第一志望校
Category : チュウガクジュケン
今日からは東京都の中学受験が始まります。
第1志望校と、第2志望校の受験日が重なっていたため、倍率や難易度を何度も考えた結果、1日にはこちらの学校を受験することにしました。
少し早めに到着すると、校門の左手に、塾の先生を見つけました。
今日からはたくさんの学校に分散しなければならないのに、通っている教室の先生の姿を見つけられて、とてもうれしかった様子でした。
控室で少し待ってから、入室のアナウンスがありました。
息子は受験票を入れたケースを握りしめ、受験会場のある校舎へ向かいます。
「出せる力を、全部出してくるから!」
元気に昇降口を入って行きました。
一度帰宅して、お昼のお弁当を作りました。
あまり食べられないと思って、ホットドッグを作り、可愛いホイルで包んでみました。
息子を出迎え、控室で昼食です。
ホットドッグを頬張りながら、
「かなりできたと思う。国語は9割くらいかな」
などと満足げに話します。塾の先生や、学校の友達に、なんて報告しようかな、と合格気分です。
周囲の子たちが着替えを始めていましたが、息子はそのままのスタイルで面接試験に臨みました。
面接では、試験の感想、入りたい部活動などについて尋ねられたそうです。
夕方からまた塾へ行き、翌日の試験対策をして、帰宅。
その頃発表された合否結果は、不合格でした。
倍率は昨年までを大きく超えていたことから、厳しいことは承知していたものの、残念でした。
息子はすぐに気持ちを切り替え、「明日は受かるぞ〜」と息巻いていたから、ゴージャス。
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